放課後のえあばす

三日坊主の三つ目のブログ

趣味全開のアルザス・北ドイツ旅行 8,アムステルダム~帰国編

0,前回までのあらすじ

・記事の通し番号がなんかおかしくなってたので修正しました。

・あけましておめでとうございます。

・いつもより駆け足気味です。

1,ハンブルク出発

 さて、アルザス・北ドイツを趣味全開でめぐって来たこの旅行も、終わりが近づいてきました。ハンブルクからアムステルダムまでは、飛行機を利用して移動します。アムステルダムに到着後は、叔父・叔母の友人で、アムステルダム在住のAさんに案内していただけることになりました。

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駅のホームからターミナルへと上がるエスカレータには"Auf Wiedersehen in Hamburg"の文章があって、少し感傷を誘います。地味に「さようなら」という日本語も載ってますね。

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アイルランドの航空会社、エアリンガス。デザインが好きなのですが、日本では見られないので出会えて感動です。

ドイツもオランダもシェンゲン協定加盟国なので、特に国内線と変わらない流れで出発しました。搭乗時間も1時間ちょっとと国内線レベルで、アムステルダムスキポール空港へ到着です。

アムステルダムを案内してくださるAさんとはホテルで待ち合わせました。

そこから、アムステルダム国立美術館アンネ・フランクの家→アムステルダム中央駅→eyeと、アムステルダムの名所を新しいものから古いものまで、すべて見尽くせるコースを案内していただきました。

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アムステルダム国立美術館、リニューアルするまでに散々モメたことで有名ですが、レンブラントフェルメールなど、誰もが知ってる名画を間近で鑑賞できる上、写真撮影まで自由に出来るというのはちょっと衝撃的。美術館の壁が白くないのも意外でした。

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アンネ・フランクの家……のすぐ近くにあるチーズ博物館に展示してあった超豪華チーズカッター。確かにアムステルダムは貴金属でも有名ですが、チーズカッターをここまで豪華にする必要はあったのでしょうか……?

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アムステルダム中央駅、東京駅のモデルになったとか。

日も徐々に傾きだしたところで、夕食に行こうということになりました。今回の旅では、積極的にご当地モノを食べていこうということで、Aさんに「オランダっぽい食べ物ってありますか?」と聞いてみたところ……。

「ん~~~、コロッケ……とかかな?」

Aさんの話では、オランダ人はあまり食事にこだわらないので、名物料理と言えるものがあまり無いそうです。しかし、裏を返せばそんなオランダで、名物として名前のあがるコロッケというのはよっぽど人気なのでしょうか、アムステルダムにはなんと「コロッケの自動販売機」なるものが設置されていました。

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コロッケの自動販売機、後ろに人が居て、売れたらどんどん補充されていく模様です。(それは自動販売機なのか?)

今回は自動販売機ではなく、アムステルダム中央駅の対岸にある現代建築が印象的な建物「eye」の中にあるレストランで、コロッケをいただきました。

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このeyeという建物、中は映画博物館になっているようです。

夕食後、アムステルダム動物園近くにあるホテルまで、Aさんに見送っていただきました。Aさんはアムステルダム愛に溢れておられる方で、半日くらいの短い時間の中でしたが、アムステルダムの建物や美術館などの美しい面から、ちょっと他とは違う面(マリファナを吸っている人の見分け方、猛スピードで走る自転車とのつきあい方などなど)まで、さまざまなことを教えて頂きました。おかげさまで、この短い時間の中で、ほとんど知識がなかったアムステルダムという街がとても好きになりました。

翌日、午後の出発まで少し時間が合ったので、ホテル近くのオランダ海洋博物館まで散歩をしました。

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帆船とオランダ海洋博物館の建物、この建物はオランダ海軍の兵器倉庫だったものを利用しているとのことです。時間があまりなかったので、中は見れず。また機会があれば見学してみたいです。

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アムステルダムの街は、運河とかわいらしい建物が調和しており、フランスの街にもドイツの街にも負けないくらいの魅力が詰まった街でした。ただし、その魅力を知るにはあまりにも滞在時間が短かったので、今度はゆっくりと訪れたいです。

さて、アムステルダムの街を後にして、再びスキポール空港へと戻って来ました。ここで、飛行機の搭乗手続きを行うのですが、このスキポール空港、チェックインはもちろんのこと、荷物を預けるのも完全にセルフサービスという中々スリリングな仕様でした。これから日本の空港もそうなっていくのでしょうか……?

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あっちもKLM!こっちもKLM!

大阪行きのボーディングゲートの前まで来ると、そこはすでに関西弁が飛び交っており、安心するような、現実に引き戻されるような色々な気分になります。この10日間、最初は心細く思う場面も多々有りましたが、やはり普段の生活とはまったく異なる環境で過ごすことにはそれなりに楽しさや面白さもあり、また素晴らしい景色の中で暮らす喜びも多くありました。

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寂しさやら安心感やらを胸に、飛行機に乗ること十数時間で、関西国際空港に到着です。さきほどの「Auf Wiedersehen in Hamburg」もそうですが、この「おかえりなさい。」も中々グッと来るものがあります。

 

ということで、駆け足になりましたが、10日間のヨーロッパ旅行についての記事はここで終了ということにさせていただきます。9月から年をまたいでしまいましたが、とりあえずはこれでブログの記事も無事帰国したということで、またどこかへ行くことがあれば記事にしていければいいなと思っています。ありがとうございました。