放課後のえあばす

三日坊主の三つ目のブログ

趣味全開のアルザス・北ドイツ旅行 5,ハンブルク到着編

0,前回までのあらすじ

ストラスブール初日に買った地元のチーズが3日の時を経てパワーアップした。部屋で食べたら絶対に取り返しの付かないことになると確信したので、雨の降りしきるバルコニーで食べることにする。その凶悪な臭いは口に運ぶ度にえずくこと必至だったが、中身は濃厚でとても美味しい。チーズの難しさを知った一晩になった。

 

1,ストラスブールからハンブルク

さて、アルザスにすっかり魅了された3泊4日も終わりを迎え、次なる目的地ハンブルクへ向かいます。

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最後の朝食でホットココア(英語だとホットチョコレート)をいただき、ドイツへ向かうTGVに乗るために数度目のストラスブール駅へ行きます。

自分の乗る予定の列車を掲示板で探すと、行き先・時刻までは良いとして”60 min. retard"の文字がありました。非常に嫌な予感がします。というか時刻に関する表記なら早いか遅いかのどっちか、いくらなんでも1時間早発なんてことはあり得ない。そう考えると1時間遅れというのが妥当です。

案の定TGVは1時間遅れて到着し、乗り継ぐ予定のICE(ドイツの高速鉄道)には間に合いませんでした。

f:id:desireexp:20150927225437j:plain「見本市と会議の街カールスルーエにようこそ!」(多分)

ICEは指定取らなくても乗車券だけで乗れるので、まあ遅れようがその日にハンブルクに着ければ問題はあまり深刻ではありません。というわけでICEとの乗り換え駅カールスルーエに到着です。

ドイツ語は大学で少しかじっていた上、そのおかげで電子辞書にも独和辞典が入ってるので、全くわからないくせにフランスに比べると何故か安心感があります。

乗る予定だったICEの一本後の便に乗り、一路ハンブルクへ。ドイツの南側にあるカールスルーエから、ドイツの北側ハンブルクまではおよそ600km(東京~神戸間くらい)ほどあります。

2,ハンブルク到着

車内の座席で一緒になった地元のおじさんに「これ、要らなくなったけど読む?」みたいな感じで新聞とボディービルダーが大量に載ったトレーニング雑誌(日本で言うところのターザン……?)を渡されるという出会いもありながら、ハンブルクに到着しました。

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パリ東駅・ストラスブール駅・コルマール駅といろいろ見てきましたが、ここハンブルク中央駅も駅舎が凝っててとてもステキですね。ヨーロッパの駅はどこもそれぞれ個性があって見ていて楽しいです。日本の駅でも、大阪駅の大規模なトレイン・シェッドとかはヨーロッパっぽいと思います。

中央駅から徒歩圏内のホテルに荷物を降ろし、駅のフードコートで食事を済ませ、この日は終了です。途中で2回も「小銭ちょうだい」と声を掛けられて人口173万人(神戸市と同じくらい)の大都市を実感しながら、ハンブルクでの3泊4日が幕を開けました。

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次回:日本から持ってきた↑の娘がそこそこ出てくるはずです。乗り物ファンにはたまらないハンブルクをめぐります。